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連続メンタルヘルスセミナー開催報告


 2024.9.6.に、官民共創スペースNETSUGENのサポートを受け、連続メンタルヘルスセミナー「職場の生産性向上のために-メンタルへルスのプロができること-」の第2回を開催することができました。

今回のテーマは、「ストレスチェックって、実際どうなの-活用できないそのワケは?-」。

 私の周囲では、何かと評判の悪い「ストレスチェック制度」なのですが、作られた背景や過程を調べていくと、ストレスチェック制度を通して職場改善を進めていけるよう、その道のエキスパートが熱心に作り上げていったものとわかります。

 過去の自分もそうでしたが、人は他人のできていないところや足りていないところを探し、ダメだししたりディスったりするのが得意です。特に、上級国民と呼ばれる人、目上の人の粗を探すのはとても上手です。その人たちは、ディスられることが仕事なんじゃないかとすら思います。頑張っても頑張っても認められず、嫉妬や羨望から批判を受け続ける生き方って、つらいだろうなと想像します。

 心理の仕事は結果を出すことも必要ですが、そこにたどり着くまでのプロセスも大切にします。あったこともない誰かが一生懸命作った心や価値、意義をお伝えしていくことも大切な活動の一部と思います。人々の頑張りが、誰かの心に届き、お互いに尊敬して生きていける社会ができたら、日本人の主観的幸福感は上昇するに違いありません。